《英国心理学レクチャーコースを受講して》 3期生 東原佳代さん

 『この度、英国より心理学講師マドセン紀子先生をお招きし、JAPAN/GCA の生徒さん方へ英国心理学レクチャーを開催いたしました。生きている人間の精神と身体に携わる我々のセラピーにおいて責任は重く、深いものであることを認識し自覚を持ってプロフェッショナルのセラピストとして向上していただきたいと願っております。』                                                                         
                                    GCA 学長イネス多恵子


私たちGCA生徒がこの2日間GCA英国心理学レクチャーにおいて学んだものは、
カウンセリングの中でも、カール・ランソム・ロジャースという心理学者の唱えた手法で「援助法」というものでした。
これは、あくまでもクライアント側に立って話を聞くという方法で、
それによりクライアント自身が問題を解決することを援助するというカウンセリング法です。

 講義を受けたあと、カウンセラー、クライアント、オブザーバー(第三者的に話を聞き記録する)役を決め、ロールプレイングを通してこのカウンセリング法を体験しました。    

1日目は、これがどういうものなのかということを全く理解できないままに、ただ戸惑うばかりで終わってしまいました。また、疑問に思うこともありました。まず、普段アロマセラピーでのコンサルテーションに慣れているせいか、質問を挟まず、ひたすら話を聞くという状況に気まずさややりにくさを感じていました。何かカウンセラー側から質問をしなければ、クライアントも話しづらいのではないか、これで本当に問題解決の方向へ進むことができるのだろうかと思いました。

 2日目、クライアント役をしたときに、カウンセラーが質問などを挟むことにより、クライアントが自ら何かを話し出すことを妨げてしまうこともあるということが体感できました。沈黙が続いたとしても、カウンセラーはクライアントが話すのを待ち、受け入れる姿勢を持つということが、クライアントが自ら話し、解決法を導き出すきっかけをつくるのだと実感できました。カウンセラー役をした時も、今度はその姿勢でクライアントと向き合ってみると、沈黙がこんなにも苦しいものかと実感しました。ですが、それと同時にクライアントの目の動きや表情から、クライアントが自ら考えながら前へ進もうとしている力のようなものが感じられました。沈黙の中からこそ生まれてくるものもたくさんあるのだと実感しました。

 そして何より、この2日間を通して私が最も強く感じたことは、カウンセリングやコンサルテーション、また、マッサージも含めセラピーを行うことを通して、こうして人と関わるということがどんなに重大なことかということです。これは、アロマセラピーの勉強に向かう度に毎回実感していることですが、  このコースを受講して、改めてそのことを感じました。今回講師として英国からお越しいただいたマドセン先生もおっしゃっていたように、
  「だから、もっともっと勉強しなければならない」
そして、イネス先生が常日頃からいつもおっしゃっておられる言葉、
  「セラピーとは一生の学びです」
このことを強く感じた2日間でした。
カウンセリングとコンサルテーションは違うので、分けて考えなければいけませんが、この2日間の体験は、今後セラピストとしてやっていく中で、必ず役に立つ重要なことなのではないかと思います。

            GCA/IFPA   3期生   東原佳代
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

gcaaroma

Author:gcaaroma
福岡県出身。
英国伯爵イネス家へ嫁ぎ、英国ギルフォード在住。自ら幼少の頃より病弱で“人並みに生きたい!”と強い願望の中、
英国の友人(医師)からもらった一冊の本(医学アロマセラピー)をきっかけに
自己免疫強化の重要性を知りアロマセラピストを目指す
現在は英国を拠点に日本へ最新の情報を運び、
米国や香港でも開講する。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR