母への思い
ロンドン在住のイネス多恵子先生との出会いは、
日本でのアロマセラピーの講座を受講して以来7年近くになります。
初めに「アロマオイルはケミカルです」と仰しゃった言葉が今も心に残っています。
それまで日本ではアロマオイルは主に癒し効果やリラクゼーションが目的でしたから。
当時軽い認知症状のあった母の介護に私自身が必要を感じていたので第1回目より
受講しました。
予防医学としてのアロマの効用、代替え療法&アロマセラピー療法、
又、フェイスアップやリンパマッサージ、更には腸活(腸と脳と心の関係)など、
多岐にわたったテーマで講座があり、その都度学んできました。
そして出来る所から実践を心掛けてきています。
その中でも印象的だったのは、2017年10月、ロンドンから来日された
英国ロイヤルフリーホスピタルの、キースハント先生のご講演です。
「先ず相手の心の声を聴きなさい」というお話に、短い時間でしたが
お人柄の素晴らしさが伝わるような講演でした。
日々の生活の中でも大切な事だと実感しています。
2018年2月、イネス先生の講座を受ける日、母が危篤状態になりましたが
その折に先生が調合して下さったアロマオイルを持って母の許に駆けつけ、
教えていただいた通り、額や掌をマッサージしました。
息使いが次第に穏やかになっていくと同時に、私の方も不思議と
心が落ち着いていったのを思い出します。
その後、初めての(SPT)講座では短い時間ではありましたがチャクラの勉強、
ヒーリングトレーニングの体験をしました。
帰宅して母の遺影の前に座ったとき心が澄んでるような感覚があったことを、
今でも覚えています。貴重な体験でした。
日々の生活を送る中で、様々な状況に置かれたとき(例えば心身の不調のときなど)
これまでよくイネス多恵子先生の講座に出会い、エネルギーやパワーをいただきました。
これからもその機会に恵まれることと願っております。
三輪良子
「木綿の時間」
娘として、母として描かれたこの一冊の歌集は
きっと時の流れを心で感じることができると思います
イネス多恵子

福岡市より文学賞が授与されました
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