GCA校生徒の英国IFPAカンファレンス症例研究発表
第4回IFPAジャパンカンファレンス
2016年11月5日(土)・6日(日) 大阪にて
GCA校より2名の方の症例研究発表のお知らせです。
【 1日目テーマ:女性のライフステージ 思春期~妊娠・出産~更年期~】
◆分科会タイトル
性周期で訪れる口のトラブルに対して有効であったアロマオイルを用いた
足へのアプローチ
◆分科会内容
女性は性周期に応じて口腔内にいろいろな症状を呈します。毎月歯茎が腫れる、
歯が痛む、口が乾く、しかし、一週間くらいすると症状が消える。そういう時は、
月経前症候群PMSが疑われます。その場合、歯科的治療を行うのではなく、
症状緩和とPMSの軽減を考えます。私が行っている軽減の方法は、
口腔内へのアプローチは少なく、鍼灸漢方、食養生、リラクゼーションなどあります。
今回は、20歳代から50歳代までの女性のうちPMSにより口腔内に症状が
あらわれたと考えられた13名にアロマオイルを用いて足のマッサージを施しました。
その結果をご報告いたします。
◆名前
山口知世
◆プロフィール
歯科医師。食育と家族支援研究所 主宰。
代替医療、とくに東洋医学的な考えをベースに、
個々にあったオーダーメードのやさしい歯科診療を目指す。
口腔内の治療のため、全身の不調和を取り除くために
アロマセラピーが有効と考え現在勉強中である。
【 2日目テーマ:ガンと緩和ケア】
◆分科会タイトル
重度障がい児*に対するアロママッサージの排便促進効果の症例報告
*当報告は医療における小児(新生児から15歳まで)と若年者(15歳から39歳)対象
◆分科会内容
重度の障がいをもつ子どもたちの食事は、状況に応じて成分は変わるものの、
基本的に液体の栄養剤である。そのため便は泥状便や水様便になるが、
そのような排便にも便秘が存在する。その対処には下剤や浣腸を用いるが、
アロママッサージで従来の医療処置をせずに便秘が解消する事例が見られた。
その排便促進効果がどのような状況で得られたか、日中一時支援でお預かりしている
子どもたちに行った施術と効果の症例研究を発表します。
◆名前
和田宏子
◆プロフィール
英国IFPA認定アロマセラピスト
AEAJ認定アロマセラピーインストラクター
九州大学大学院ユーザー感性学博士課程在籍中
イネス多恵子氏のアロマと医療の取り組みに感銘し師事。
医療法人小さな診療所の“小さなさんかく”という日中一時支援で
セラピーを実践しながら、イネス氏の下で後進を育成。
大学院で母性や香りと生体反応を研究中。
イネスより一言
私たちは科学を基本としたアロマセラピー知識を備えたプロフェッショナルとして
幾たびもの経験より得た症例を基に更なる研究を続けることにより
メディカルアロマセラピーの目標とする西洋医学、東洋医学と肩を並べた
保管療法、統合療法の一環として社会に貢献できることを願っています。
第4回IFPAジャパンカンファレンスにてお待ちしています!
カンファレンス詳細サイト
http://ifpajapan.org/5%E6%9C%8810%E6%97%A5%E7%81%AB%E3%82%88%E3%82%8A%E5%8F%97%E4%BB%98%E9%96%8B%E5%A7%8B%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81/
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